お便り

2021年8月23日 「YURURI」は、コロナという現実をとおして、真摯に自分の人生にむきあった作品だとおもう。コロナ対策で、席は6席、この演劇の脚本は、下田の自作で、多摩美術大学の演劇ゼミのメンバー7人による企画だ。下田は、一人で、ネットに「わたしのこばこ」という朗読の配信をしていた。新学期が始まって皆が集まれるようになったので、一人ではなく、みんなで企画をやってみたいとおもって、皆に声をかけたという。2020年は、自粛だけの期間だった。なにもできなかった。それが、なくなればいいのに、やりなおせたらいいのにという気持ちがあったが、本当にやりなおしたら、どうなるだろう。すすめたのかな?失敗したこと...
2021年8月15日 会場に入ると、アクセサリーショップのブルージーン、ポップで、サイケデリックな明るい元気なイラストが目に入った。そのうちの一人は、ドラムをたたいているという。それにふさわしく、作品は、強くパワーを発している。奥にいくと、mewdimensionの明るい色彩だが、ネガティブな感情が盛り上がってきた時に感情にまかせてかいているという油絵があった。ネガティブなものをポジティブに変換しているようにおもった。また、水島夏海は、本が好きで、文字にもしている。大きなキャンバスの淡い優しく感じられる作品があり、おもいに任せて描いている。それにもストーリーをかんじた。懐美館
2021年8月5日 左壁にはドローイングがかざってある。それは、シンプルな線で描かれていて、包み隠しがないように感じる。空間のなかには、立体の作品が置かれていて、部屋全体が作品のようだ。作者は、習慣的にドローイングを描き、それを下地にして、無意識に、感覚的に立体をつくっていくという。日常生活で、自分が、過去、現在に、いいなおもしろいなとおもったことを大切にして作品にしていくという。現在現役の多摩川芸術大学生である。作者の模索は続く。懐美館
2021年7月31日 アフリカの水を飲んだ人はアフリカに帰るという。それだけ魅力的な所のようだ。アフリカは紛争、貧困など負の情報が多い。しかし、情報が偏っており、主催者は残念に思うという。アフリカは広い。そういう一面もあるが、他の面も見てほしいという。ビルが立ち並び、物価の高い都市もある。貧富の差があるところもあるが、貧しくても、幸せに暮らしている人々もいる。小学校に訪問した時、何か質問すると、一斉に手が上がるという。学ぶことを楽しんでいる。幸せとは何か考えさせられる。アフリカの魅力は、音楽、人の明るさ、ないものから工夫して作る人の知恵がある。アフリカにいると、小さいことにこだわらなくなるという。北...
2021年7月24日 ブランド名のKWALは、オランダ語でクラゲという意味。作者は自ら光るものが好きということでブランド名をKWALにした。ひかるガラスを通して見える色が、優しい。それは、羽だったり、シェルだったり天然の色だからだろうか。作者は、それだけではなく、ペイントしたり、布をはりつけたりしている。色や、形の感覚は、小さいときから、工作が得意だったという作者が身に付けてきたものだろう。参考にしているものはない。好きな素材に出あって、それを組み合わせて作品は出きあがっていく。 お客様に喜んでいただけるのが、とてもうれしいという。これからは、友達とコラボレーションしたワイヤーラッピングのアクセサ...
2021年7月19日 会場に入ると、海の色がひろがる。そこにいるのは、海の生物だけではなく、猫や、うさぎや、ぞうなどもいる。作者のmiyaは、動物から人間視線で海や水族館をみて楽しんだら、どんなかんじになるだろうと考えた。コロナで、海や水族館にいかれない方が多いのでそれを楽しんでもらいたいというコンセプトでもある。もともと、絵本の勉強をしてきたというのもあって、絵に一つ一つに物語をつけている。そのことで、いっそう絵を楽しんで空想してもらいたいとかんがえる。これからも、それを本にしていきたいと思っている。懐美館
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