お便り

2024年5月15日 人形作家 土谷寛枇 懐美館での個展も今年で3年目となりました。3回目の今年も、平安工房さんと組んでの開催となります。個展のタイトル「m a c e r i e」には瓦礫や破片などの意味を含ませています。 こぼれ落ちたもの、切り捨てたもの、時間の流れの中で手を離してしまったもの。さまざまな可能性や選択肢の、その欠片達。というようなイメージを持たせています。2024年の個展ではこれまでは触れてこなかったサイズ感で連作を発表しています。個展のタイトルと同じシリーズ名を持つこの39センチの一連は、私から零れて行った、私が手を離してしまった、さまざまな欠片達。私を今ここに連れてき...
2024年5月9日 Aujourd'hui 北海道の旭川市に住んでいて そこには好きな雑貨屋さんがなかったので 雑貨屋さんを始めました 。雑貨が好きで、高校の時は静岡にいて、 HANAKOとかアンアン、オリーブに代官山、渋谷、原宿の雑貨屋の地図が載っていて、全部巡ったと思います。それが夏休み、冬休みの楽しみでした。娘が、オージュルデュイのアクセサリーのデザインをしています。小さいときから、好きで作っていて、お店に置いていたら、買っていただいて、喜ばれたので、うれしくて、技術もセンスも上がっていったと思います。軽くて、痛くないとか言っていただいてリピーターも多いです。イヤリングはかわいいのが少...
2024年5月3日 原初の響へ 文字には意味があり、意味は音を阻害する。 陽射しに掌に受け、はじめて「ヒ」と声をあげたときの・・・心に繋がった響はどこへ行ったのか。 意味に砕かれた言葉で創られた世界にひとりの作家が現れ、原初の形象を甦らせる。 見知らぬ感情の構図、せめぎあう力が抉る墨の深淵。 未来へと向けた異形のメッセージ。 鼓動と静けさの共鳴、その一瞬を捉えることを目指して。 塩川もと子(シロキ)
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