2021年10月9日
2021年10月9日
吉水法子個展 ここにいるよvol.3 お便り&インタビュー
展示風景が人形劇の舞台のようで楽しい。
カラフルでいろんな形、おもしろい表情の生き物たちが元気を与えてくれる。
Q どうしてこのような作品を作りはじめたんですか
A一番最初に作り始めたのは立体なんです
デッサンとかなにもしないで、計画性なくつくりはじめて、だんだん手の中で形になって、それに着色をして、それが表情になってくるので、おもしろくて
Q 顔の表情とか普通は思いつかないような感じですよね。いじっているうちにこういう表情がでてくるんですか
Aそうなんです
Qストーリーはありますか
Aとくにはないです。ただこのものたち(呼び方がはっきりしない)が、誰かの気持ちにぴたっとあったときになにか感じてもらえたら、お話になっていくんじゃあないかなっていう思いはあります。立体も貼り絵も一部を除いてタイトルをつけてません。お客さんがいろんな見方をして、楽しんで、お客さんにはいりこんでもらえると、見た人のものになり、記憶になると思う。そういう場面を個展でみているのでそれがとてもおもしろい。それが、私もやっていてい楽しいし、来てくれた人にも楽しんでもらえると思っている。たくさん作品を見てもらいたいですね。
Q すごくカラフルですよね
Aチューブの色を使って、色は混ぜないので、発色がきれいで、パッと明るくなってそれが作品にあってるかなって思います。色を何回も時間をかけて塗り重ねているので、その時に色が変わってしまわないようにチューブの色をそのまま使っています。絵具が余ってもったいないので味わいのある梱包材などに、それをずっと塗っていて、たくさんできた紙をためて、切り出したのがはり絵です。余ったえのぐで別のものが作り出されて、色が重なると違う表情がでてくるので組み合わせが面白いなって思います。懐美館
粘土オブジェ 貼り絵イラストレーション
初めて会うのにずっとそばで見ていてくれた気がする。粘土と貼り絵で創作した不思議な生き物の世界で時間を超えて遊んでいただけたら嬉しいです。
日程 2021年10月7日(木)~10月12日(火)
主催 吉水 法子
11:00/19:00 最終日16:00まで
https://www.instagram.com/explore/tags/norikoubou2020/?hl=ja
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