2021年9月26日
2021年9月26日
みやはら もえ 個展 Solitude
アーティスト、楽園をえがく人。小さい頃から絵をかくことが好きで、家中の紙とインクを使いきるほど夢中になる。幼少期を過ごしたアメリカから帰国した後、周りに合わせなければという思いのなかで、次第に絵と距離を置くように。建築を学び、海外でのインターンシップで感じたものづくりの面白さから、現場監督の仕事に就くも、緊張と多忙さから、楽しみを失うような日々を過ごす。2020年、コロナを機に自分と向き合うなかでふたたび絵をはじめ、心が浄化されるような感覚を味わう。心が解放され、想像力植物や動物、風景など、平和でおだやかな自分にとっての楽園をえがきはじめる。緻密な線と明るい色合いでえがく絵とその世界観が、みる人に包みこむようなやさしさと深い癒しを与えている。みやはらもえ
線が丁寧に細かく、形が単純化されている。縦と横の線が感じられて、繊細だけど、強さ、広がりを感じる。線に迷いがない。作者の楽園は、自然の風景の中に、動物や布をまとった女性が出現する。色はパステル調で淡く、優しい世界感だ。展示空間は、すべて演出されていて、制作者の楽園へいざなわれる。懐美館
インタビュー
Q 動物が多いいですね。
A 人と、動物、植物、自然が共存している楽園のような世界観を描いています。 楽園は、東南アジア、沖縄が好きで熱帯のイメージです。動物は、ドキュメンタリーなどで見た動物達でいいなと思ったものを描いています。
Q 人は、布をまとっていて日本ではないように思いますが
A 東南アジアが好きでマレーシア、カンボジアに長期間旅をしていて、そこで見たイメージです。
Q 地元はどこですか
A 地元は、岡山で、瀬戸内海で見た景色とか、 広島とか行くことがあって宮島を見た景色とか描いています。
Q 絵の印象が繊細で、きちんとしている印象ですが
A 大学で建築デザインを学んでいて構図 グラフィックのところで影響を受けていると思う。
Q 失敗した時直すのはどうするんですか。
A あまり直すことはないです。色も決めたらそのまま着色します。
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