お便り

2021年9月13日
2021年9月13日 137回 福井安紀個展

作品は、単色で描かれている。しかし、豊かな色を感じる。昆虫や、鳥などの描かれたものは、緻密にかかれているが、参考にしているものはなく、作者は空想で描いているという。だから、生きてるものが生き生きとみえるのかもしれない。普段、わたしたちは、色々なものを見逃して、記憶に止めていないのではないか?それにしても、ここまで記憶のなかだけで描けるものだろうか?作者は出来るという。背景は描かない、描けるところに描きたいものを自分で作った土と石の絵の具でかく。これは、作者が、30年前から、ラスコー洞窟に学んだことのようだ。描くとは何なのか?福井は、追い続けている。懐美館
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