2021年11月8日
2021年11月8日
寒い時期になると、あちこちの催事で呼ばれて作品を持って回っているお二人です。毛皮も革も究極なエコ素材、廃棄すると土に戻るものです。生きていたものですから、シミや傷痕があるのが当然で、そこが愛おしい素材だといいます。革や毛皮の作品は、単色が多いいが、お二人の作品はカラフルに染めてある作品が多い。手の届かない、高級品というイメージではなく、普段使いに仕立てられているが、本物の品格があると思う。
インタビュー
BERA
Q どうして、鞄を作るようになったんですか。
A 娘が靴のデザイナーでデビューしたことがあって、物作りって面白そうだなと思ってはじめたのがきっかけです。まったくそういう生活じゃなかったのですが。靴はハードルが高いので、鞄を作ることをはじめました。一から知っている方に弟子入りをして今も続けています。
Q 全部革ですか?
A いえ帆布もやってますが、羊の革を中心に作ってます。
Q どうして羊の革を使うようになったんですか?
A 一番最初に知り合った、タンナーさん(塩ずけになった皮をなめす人)に会って、そこで、羊の革を知ったのですが、それで何かできないかなと思いました。
Q 羊の革はどんなところがいいですか?
A 軽くて、手触りもよくて、柔らかいです。
Q 色を染めていますね。
A 色は凝っています。明るくて、元気の出る色にそこで染めてもらってます。黒、茶色のがスタンダードの鞄の世界にも鮮やかな色彩を加えて、日々の生活を楽しんでいただけたらと、願います。
Q なにで染めているんですか?
A 化学染料ですが、天然の染料も使うところもあるようですね。今はいろいろです。
YUTA&WORKS
Q どうして、毛皮の作品を作るようになったのですか?
A もともと毛皮の染色業を主人がしていて、よその毛皮やさんが染めないような色で小物を作るようになったのが、2004年からです。
Q そのきっかけは何ですか?
A お客様の注文が、シンプルな色ばかりでつまらないから、主人に明るい色に染めるので、なにか作ってみないかといわれたのが、きっかけです。主人が面白がっていろいろ染めるようになって、カラフルに色をまぜたり、プリントしたりしてます。だから、単色が少ないです。それを息子がミシンをかけて、私が、細かい手仕事をしています。革の作品も作ってますが、それも息子がミシンをかけ、手仕事は私がしてます。委託しているものはないです。あるときデパートの方の目に留まって、お声がかかるようになって、14年になります。今は時期が来ると、あちこちの催事で呼んでもらっています。BERAさんとは、催事で知り合いました。
YUTA&WORKS BERA
「毛皮と鞄」
毛皮襟巻き、バック、帽子、チャームポンポン/ 革鞄、革小物
:楽しく色とりどりのふわふわファーと革で小物アクセサリー製造販売
:日常を楽しみ、人生を楽しむ美しい物作りでうまれる鞄の製造販売
日程 2021年11月5日(金)~11月8日(月)
主催 YUTA&WORKS BERA
Open/Close 11:00/18:00 初日13:00~ 最終日13:00まで
https://beraharumi.localinfo.jp/
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