お便り

2024年11月21日
2024年11月21日 渡邉希久子 個展

はじまりは意識から

人の本質は意識

意識が集合しエネルギーが生まれ物質(現象)を創っていく

龍はその象徴です

古代日本のいくつかの記紀によれば、宇宙の成り立ち以前に一番はじめに現れたのは、無の神様です。そして、無の神様の次に意識の神様が現れたとされます。

その後、質量の神様、時間の神様、物質の根源となる神様が次々と現れ、ビッグバンから始まる宇宙の神様がようやく現れます。

この世の成り立ちも、現象が先にあると思いがちですが、意識が先にありその結果として現象が現れる。そして人の本体は意識なのだと考えています。

龍の存在は、その意識の霊性が物質化する中間の存在のように思うからですが、はじめからその様に考えていたのではなく、次々と脳裏に浮かぶ龍のイメージを絵に描いていったら、どうやらそういうことらしい、と思うに至るのです。

意識が集合していく過程で物質化し、生き物のようにエネルギー体として動き出す。私が思うところの”龍”の存在は、そのような感覚の中にいます。

時代が変革していく時、意識が本質であるならば肉体をどう使って表現するのかが、問われているように感じています。


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