お便り

2023年12月1日
2023年12月1日 BÉJU展
中嶋

とてもシンプルですね。

・そうですね。かなり長く 量産の洋服を作る会社にいたので、売れるものを 作らなきゃいけないということに自分の心と折り合いがつかなくて、 15年ぐらいは キャリアはあるんですが。休職中に昔から古着とか ヴィンテージとか好きで可愛い布があれば自分で買って、お友達にコート作ったりとかちょこちょこはしてたので、それが仕事になればいいなと思ってたんですけど、その当時、今から10年ぐらい前は、 インスタとか 媒体がなかったので それで生きていくのは難しいだろうなと 諦めてました。 今は時代が変わったので 2年前から ちょこちょこ 自分で作っています。自分の感情で惹かれるヴィンテージの生地を買ってきて 。基本的に ヴィンテージの生地とセカンドハンドの 布を使用して、デザインしてパターンも縫製も自分でしてます。理想としては 陶芸家 みたいな感じで、洋服をゆっくり作りたいなと思ってます。今まで私が好きだった洋服感だったり 布のパワーを活かすためにこう言った デザインをしています。


ヴィンテージはパワーがあるんですか

・今までいろんな布を長い間見てきたんですが、ヴィンテージには、今じゃ 再現できない手仕事とか布が持ってる 魅力 みたいなものがあります。 今作られているものには絶対ない、今は機械で作れるのでとても安く手に入るようにり、 大量生産の良さはあるし、そこで仕事してきたし、それはすごくリスペクトしてますけど、今は 自分にしかできないこと 自分の色を出すということを模索しています。 アパレル業界で働くみなさんは、洋服が大好きでこの世界に入ってきます。大量生産ゆえの色々な疑問を抱えながら、それでも生きていくために自分の心と折り合いをつけながら働いている、そういう人がお客様に多いです。自分がどう生きたいか、自分が後悔するより、死ぬときに生きててよかったと思えるのがすべてで、テンション上がらないことに時間を費やしてるほど時間がないと思う。 自分を全うしたいです。

BÉJU展
洋服
BÉJUは2021年にゆっくりスタートしました。全てVintage・usedの生地や服を利用し、新しい命を吹き込む事で『New vintage』を作製している、世界で1点のみの洋服です。型紙作製から縫製まで、全工程を自身の手作業で行っている為、頻繁には提供出来ませんがBÉJUを通してお逢いできる事を、一期一会の瞬間を心から楽しみにしております。

日程 2023年11月30日(木)~12月3日(日)
主催 中嶋
Open/Close 12:00/19:00 最終日16:00まで
URL
https://www.instagram.com/beju.studio/
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