お便り

2022年4月15日
2022年4月15日 インタビュー&お便り
月雪春乃 個展ー祈りー

写真を見ていると、制作者の生い立ちからはぐくまれてきた文学的なものが、映像としてもうすでに、作品として完成されてきているように思った。これから、どのような方向に向かって変化していくのだろう。とても楽しみである。懐美館

Q 最初お会いした時、東京造形大学の一年生でしたね。
A 今、造形大の二年で映画映像専攻です。

Q 写真を撮りなれていて、大人っぽい感じがしますね、何でなんでしょう。
A 小さい時から、文を書くのと、絵画を見るのが好きでした。主に西洋絵画のルネサンスが好きで、そういう絵画の構図とか、色彩の使い方を自然と写真でも取り入れていて、一つ一つの写真がテーマにそって、作品として絵画にならっています。映画のワンシーンみたいといわれるんですけど、もともと、映画を撮りたくて、その下準備として写真を撮り始めたので、だからそういわれるのかなと思います。なので大学で、映画の勉強をして、本格的に映像をはじめています。高校の時も、写真展など開いてたくさんのかたにみていただきました。

Q ルネサンスが好きとおっしゃいましたが、好きな画家はいますか?
A 大学にはいって、美術史の勉強をしていろんな絵画をみたけど、レオナルドダ・ビンチが一番好きです。絵画だけではなく、たくさん素描を描いているんですが、それもすごく好きてす。

Q モデルさんが、皆美しくて、月雪さんの好みを感じます。
A 小学校からの幼馴染みや、色んな国の血が混じっているモデルさんや、オーストラリアの血がまざっている12才の子、同じ学校でスカウトして撮らせてとお願いしている子とかです。

Q 展示に使われている家具とか花瓶、カーテンの飾り方などヨーロッパ的ですね。
A 祖母は、日本の伝統的な工芸品とか民芸品が好きで、母は、ヨーロッパのものが好きで、わたしは、オリエンタルな中東系が好きなんです。作品が完成されたものを見ると、育ってきた環境、バックグランドをとても感じていて、小さい時から見てきたもの、それが生かされて展示が成り立っていると感じました。


写真

20歳という節目に、いままで心の中に、しんしんと積もらせてきた宿雪のような作品たちを展示いたします。こんなご時世ですのでご無理のない範囲で、しかし作品を通して触れ合えたらとても幸せです。会期中は常に在廊しておりますので、沢山お話ししましょう。たのしみです。

日程 2022年4月14日【木】~4月17日【日】
主催 月雪春乃
Open/Close 11:00/19:00 最終日17:00まで
URL
https://www.instagram.com/haruno.o.o/?hl=ja

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