2021年3月4日
2021年3月4日
「みちる、
たとえば
しっとりと空気を濡らす薄い闇があけて
やさしい光が差し込む、真新しいその日に、
自分もこんな風に泣いてみたい。
なんだかいま、あの人の声が聞きたい。
そう思える誰かがいて
その人を思い浮かべると
心の隙間が
やさしいスロウダンスを踊るように
穏やかな気持ちで埋まっていくとき。とか、
かける、
痛くなるほど自分をいじめて
「悔いはない」と言い張って
なに食わぬ顔で、震えながら爪先立ちをして
心からぽろっと何かが落ちたとき。とか。
満ちていたって欠けていたって、
生きている限り、
いつだってその心は溢れんばかりに沸る。
あふれる」
あるがままでい続ける
あなたの毎日が、どうかいつまでも
月のように、誰かの希望となって輝きますように。
umu
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